所変わればサンドイッチも変わる?アメリカで出会ったサンドイッチ「PB&J」の正体とは⁉︎

ライフ

サンドイッチはその見た目・使用する具材・調理法などは様々ですが、世界中にその国ならではのサンドイッチがあり、多くの人々に愛されています。
日本ならではのサンドイッチと言えば、カツサンドやライスバーガーがありますね。
ではハンバーガーやホットドックなどのイメージが強いアメリカでは、この他にどのようなサンドイッチが食べられているのでしょうか?

以前、私がアメリカでホームステイをしていた時のことです。
ある日、語学学校の友人(可愛いボリビア人の女の子♡)のホームステイ先のママが、私のためにサンドイッチを作って下さいました。
ランチタイムにワクワクしながら、サンドイッチを一口かじると…

「甘っ!!!!!」

語学学校では母国語が禁止されていたにも関わらず、思わず日本語で、しかも大声で叫んでしまいました。

果たしてそのサンドイッチの正体は…

Peanut Butter & Jelly Sandwich 略称PB&J

召し上がったことがある方もいらっしゃいますよね。
ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ」です。
その名の通り、ピーナッツバターとジェリー(固形物を濾して取り除いたジャム)を食パンでサンドしたものです。
アメリカのホームドラマなどでも登場する、アメリカのご家庭ではおなじみのサンドイッチです。
そのレシピにはバリエーションがあり、蜂蜜やベーコン、チョコレート、マシュマロクリーム、スライスしたバナナを加えてサンドすることもあるそうです。


再現レシピにチャレンジ


ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチは、もう何年も食べていません。
久しぶりに食べたくなったので、自宅で作ってみました!

パンはトーストせず、2枚の食パンのそれぞれの片面にピーナッツバターとジェリー(今回はごく普通のイチゴジャムを使用しました)を塗って、それらの面を合わせて半分にカットしたら出来上がりです。
そのお味は…

ん?
そんなに甘くない…

今回使用したピーナッツバターはこちら。

スキッピー ピーナッツバターチャンク」です。
スーパーマーケットで見かけたことがある方もいらっしゃいますよね。
アメリカのピーナッツバターと言えばこれ!というイメージだったので、こちらを使用したのですが、どうやら私の思い出の味のピーナッツバターではなかったようです。

「チャンク」は「粒」や「かたまり」という意味なので、その名の通りピーナッツの粒がたくさん入っています。
甘みは控えめですが、ピーナッツの味が濃いので、ジェリー(ジャム)の味に負けていません。
今回一緒にサンドしたイチゴジャムの他にも、蜂蜜やチョコレートとも相性が良さそうなので、自分好みの「PB&♡」を見つけてみるのも楽しいですね。

ちなみに…

スキッピーピーナッツバタークリーミー」は、粒なしタイプです。
こちらもクリーミーで美味しいので、気分によって使い分けてみても良さそうですね!


日本とアメリカの食パン


今回ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチを再現するにあたり、アメリカの食パンを使用したかったのですが、残念ながら手に入らなかったので、ここで日本とアメリカの食パンの違いについて少しお話ししたいと思います。

サイズと厚さ
アメリカの食パンは、日本の食パンに比べて小さくて薄いです。
1枚のサイズは日本が約13cm四方なのに対して、アメリカは約10cm四方です。
そして厚さは基本的に1cmにスライスされています。
1cmの厚さと言うと、日本の食パンでは12枚切りの厚さに相当します。
つまり、サンドイッチに最適ということですね!
ちなみに日本ではサンドイッチを作る時、パンの耳を切り落としますが、アメリカなどの欧米諸国では耳(クラスト)は切り落とさずそのまま残しておくのが一般的です。

長さ
日本の食パン1斤の長さは約12.5cmです。12.5cm四方と言ったほうが良いですかね。
そして、アメリカの食パンは30cmほどの長さのものが一塊で売られています。

種類
日本のでも全粒粉やライ麦の食パンなど、様々な種類の食パンがありますよね。
アメリカでも、
White bread(白い食パン)
Wheat bread(全粒粉パン)
Whole grain bread(胚芽パン)
Rye bread(ライ麦パン)
Sour dough(酸味のあるパン) など様々な種類の食パンがあります。

味と食感
日本の食パンは日本人の好みに合わせて、ほんのりと甘く、ふわふわ・もちもちの食感のものが多くあります。
アメリカや欧米諸国の食パンは、比較的硬く、ボソボソとした食感です。
これは欧米諸国では水と塩だけで生地を練るのに対して、日本の食パンは牛乳や脱脂粉乳、バター、マーガリン、ショートニングなど油脂類が添加されているものが多いため、こうして味や食感に違いが出てきているのです。


まとめ


今回は「所変わればサンドウィッチも変わる?」というテーマでしたが、蓋を開けてみたら「所変われば食パンも変わる?」でしたね(笑)

また色々な国のサンドイッチをご紹介しますね♡

ではでは。

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