ついにバーガーキングにも登場!植物性パティを使用した「プラントベースワッパー」

レビュー

皆さんは植物性代替肉、または人工肉という言葉を聞いたことはありますか?

ハンバーガーのパティは牛肉100%が主流ですが、実は今、植物由来のパティを使用したハンバーガーが次々と誕生しているのです。

そこで今回は人気ハンバーガーチェーン店「バーガーキング」が12月11日に期間・数量限定で販売を開始した「プラントベースワッパー」をご紹介します。

もちろんこちらのバーガーに使用されているパティは大豆由来の植物性のものです。

先ずは、植物性代替肉や人工肉がどういったものなのかを見ていきましょう。

植物性大替肉・人工肉とは

植物性代替肉または人工肉とは、動物性の原料を一切使用せず、植物由来のタンパク質で作られたものを指ます。
一般的には、大豆ミートやグルテンミートという名称で販売されています。

植物性代替肉や人工肉は、フードテックという技術によって生み出されたものの一つで、世界的に注目を集めています。

フードテックとは、最新のテクノロジーを駆使して新たな食品や調理法を開発することを意味します。

その技術によるものは幅広く、植物性大替肉や人工肉はその中の一部に過ぎませんが、これらは、宗教上の理由等で動物性のタンパク質を食べることができない人々の貴重な栄養源になるだけでなく、環境問題の改善にもつながると考えられています。

フードテックという言葉を初めて聞いた、もっとフードテックについて知りたい!という方には、「フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義」がオススメです。

誰もが生きている以上「食」というものは必要なので、こちらを読んで「食」について考えてみるのも良いかもしれませんね。

バーガーキングとは

1954年に設立したバーガーキングは、ファストフードハンバーガーチェーンとしては世界で2番目に大きく、世界100カ国以上の国々で、17,800店舗以上を展開しています。

他のハンバーガーチェーン店と異なり、バーガーキングではビーフパティを鉄板ではなく直火で焼くことで、中に肉汁を留めたまま、余分な油だけを落としています。

看板商品は「ワッパー(Whopper)」と呼ばれる、直径が約13cm、高さが5cmもある大きなハンバーガーです。

プラントベースワッパーとは

バーガーキングの看板商品である「ワッパー」は、直火で焼いた100%ビーフパティがサンドされています。

しかしこちらの「プラントベースワッパー」は、大豆由来の100%植物性パティをサンドしているのです。

モスバーガーやフレッシュネスバーガーなどでも、植物性パティを使用したバーガーを発売していますが、バーガーキングは大豆由来の100%植物性パティを直火で焼いていることで、他では味わうことのできない本格バーガーならではのスモーキーな味わいに仕上がっています。

その開発には何と2年以上の歳月を費やしたそうです。

プラントベースワッパーとワッパーを比較

「プラントベースワッパー」も通常のワッパーと同様に、パティを直火で焼き上げているということで、どこまでオリジナルのワッパーに近い味わいになっているのか、両者を実際に試食して比べてみました!

見た目・サイズ感

左が「プラントベースワッパー」、右が通常のワッパーです。

見た目・サイズ感ともに同じです。

しかし、半分にカットしてみるとその違いがよくわかりました。

左の「プラントベースワッパー」のパティの方が茶色っぽい色をしていますね。

一方の通常のワッパーのパティは、私たちが見慣れているハンバーグの断面そのものです。

具材

バンズはどちらもセサミ付きを使用しています。

野菜も、トマト・玉ねぎ・レタス・ピクルスとどちらも同じものを使用しています。

ソースも、どちらともマヨネーズとケチャップを使用していたので全く同じですね。

違うのはパティのみです。

「プラントベースワッパー」は、大豆由来の100%植物性パティを使用。
通常のワッパーは、牛肉100%のパティを使用しています。

これはもちろん、食べる人それぞれの好みもあるかと思いますので、あくまでも筆者の意見ですが、「プラントベースワッパー」は何かが足りない気がしてしまいました。

もちろんハンバーガーとして十分美味しいのですが、長年食べてきた牛肉100%のパティを使用したハンバーガーの味がインプットされてしまっているので、どうしても頭が「違う!」と感じてしまうんですよね。

「プラントベースワッパー」を食べた後に通常のワッパーを食べた時は思わず「これコレ!」と言ってしまいました(笑)。

まとめ

今回は人気ハンバーガーチェーン店「バーガーキング」が12月11日に期間・数量限定で販売を開始した「プラントベースワッパー」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

大豆由来の100%植物性パティを使用したこちらのバーガーは、レギュラーメニューに加わることはあるのでしょうか?

欧米を中心にベジタリアンやヴィーガンの人が増えている現代では、ファストフードハンバーガーチェーン店でもこのように消費者のニーズに合わせて、メニューの選択の幅を広げていく必要があるかも知れませんね。

皆さんも是非一度、その味をご自分の舌で確かめてみてくださいね♡

ではでは。

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