おうちカフェ開店!美味しいコーヒーを淹れるコツ

コーヒー

皆さんは普段、ご自宅でコーヒーを召し上がりますか?
もちろんお気に入りのカフェでコーヒーを飲むのも良いですが、自宅で美味しいコーヒーが好きなときに好きなだけ飲めたら嬉しいですよね♡

そこで今回は、美味しい豆の選び方から、美味しい淹れ方のコツ、豆を美味しく保存する方法までポイントをまとめてみました。


美味しい豆の選び方


「今日はどのコーヒーの気分?コーヒー豆の品種と銘柄」でコーヒーの銘柄や特徴はご紹介したので、今回は実際にコーヒー豆を選ぶ際のポイントをご紹介します。

購入先

コーヒー豆はスーパーやカフェでコーヒー豆専用袋に入れられて販売されている他、コーヒー専門店などで好みの豆を注文して購入することができます。
あらかじめ袋詰めされているものは手軽ではありますが、豆を焙煎してから時間が経っているものが多いので注意が必要です。
コーヒー豆は焙煎するとガスを放出し、徐々に劣化していきます。
美味しコーヒーを淹れるには、焙煎日から2~3日の豆を使用するのがポイントです。
ですので直接お店で焙煎していて、なおかつ焙煎日をきちんと表示しているお店で購入することをお勧めします。

焙煎度

焙煎の度合いを焙煎度と言います。
焙煎度の低いものは浅煎りと言い、豆の色は薄い褐色をしています。
焙煎度の高いものは深煎りと言い、こちらは黒褐色で表面に油がにじみ出ています。
日本では焙煎度合いを8段階(浅煎り→深煎りの順)の名称で呼ぶこともあります。

  1. ライト(light)
  2. シナモン(cinnamon)
  3. ミディアム(medium)
  4. ハイ(high)
  5. シティ(city)
  6. フルシティ(Full city)
  7. フレンチ(French)
  8. イタリアン(Italian)

一般的に浅煎りは酸味と香りに優れ、深煎りは苦味に優れるとされています。

ブレンドorストレート

コーヒー豆は数種類の豆をミックスしたブレンドと、一種類の焙煎豆のみ使用したストレートがあります。
ブレンドは複数の違った持ち味を持つ豆をミックスすることで、ストレートではなし得ない味を作り上げることができます。
「○○ブレンド」というように、○○に産地名を表記する時は、その産地のコーヒー豆が30%以上ブレンドされていることが条件となっています。
一方でストレートは豆の生産地や銘柄そのものを売りにしており、産地ごとに異なる味や香りを楽しめます。

粉砕

焙煎されたコーヒーは、抽出する前にコーヒーミルやグラインダーを用いて粉状に細かく挽きます。
この工程はコーヒーの粉砕(グラインド)と呼ばれます。
粉砕されたコーヒーは粉の大きさに応じて、細挽き、中挽き、粗挽きと呼ばれます。
コーヒーの抽出方法や、どのような味にしたいのかによって粉砕の粉の大きさを決めます。
コーヒー豆は焙煎された豆のままで販売されている他、工場で粉砕された状態でも販売されています。
ただし粉砕されると表面積が増加するため、空気酸化による品質低下が早まると考えられているため、家庭用のコーヒーミルで抽出する直前に挽くほうが望ましいです。

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コーヒー豆を自分で挽くのは面倒だと言う人でも、実際に挽いてみればコーヒーの挽きたての香りに癒されると思いますよ。


美味しい淹れ方のコツ


コーヒーの淹れ方には色々な方法と器具があり、それによってコーヒーの風味も違います。
今回は初心者でも本格的なコーヒーを味わえる「ペーパードリップ」と、手軽さが魅力の「フレンチプレス」での美味しいコーヒーの入れ方のコツをご紹介します。

ペーパードリップ

ペーパードリップに適した粉


ペーパードリップに適した粉の挽き具合は、中細挽き〜中挽きくらいです。
コーヒーを淹れる直前に挽くようにしましょう。

ペーパードリップに必要な器具


  • ペーパーフィルター
  • ドリッパー
  • サーバー
  • ドリップポット(細口)
  • メジャースプーン
  • マグカップ

ペーパーフィルターとドリッパーは必ず用意してください。
他のものは代用品でも大丈夫です。

ペーパードリップの美味しい淹れ方


1.器具やカップは事前に温めておく
使用する器具やマグカップは、あらかじめお湯で温めておきます。
こうすることで、コーヒーを飲み頃の温度で美味しくいただけます。

2.お湯を沸かす
お湯は沸騰して直ぐのものではなく、表面の泡が落ち着いたくらいが理想的な温度です。

3.ペーパーフィルターとコーヒーの粉をセットする
ペーパーフィルターはドリッパーにしっかり密着するようにセットし、コーヒーの粉を入れます。
この時、ドリッパーを軽く振るなどしてコーヒーの粉が平になるようにしましょう。

4.蒸らす
いきなりお湯をたくさん注ぐのではなく、最初は粉全体にお湯を含ませるぐらいの量にとどめ、20秒ほど蒸らします。

5.お湯は3回に分けて注ぐ
蒸らした後も、1度にお湯を注がず3回に分けます。
お湯は中心に向かって「の」の字を描くように注ぎます。
注いだお湯が表面から3分の1程度になったら、次のお湯を注ぎましょう。

6.ドリッパーを外す
ドリッパーの中にお湯が残っていても、最後まで落とし切らずに外しましょう。
最後の一滴まで落としてしまうとエグミが出てしまいます。

7.カップに注ぐ
サーバーから温めておいたマグカップに注いで完成です。

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落ち着いたブラウンの色合いは、コーヒータイムにぴったりです。
お値段がリーズナブルなのも嬉しいですよね!

フレンチプレス

フレンチプレスとは


日本では紅茶用というイメージが強いフレンチプレスですが、元々はコーヒーを淹れるためにフランスで開発されたものです。
「コーヒープレス」や「プランジャー」という呼び名でも親しまれています。

フレンチプレスを使用するメリット


フレンチプレスはコーヒーの粉を直接お湯に浸して抽出するため、コーヒーの成分をしっかり出すことができます。
豆の味わいがダイレクトに感じ取れるので、ブレンドではなくストレートの豆をチョイスし、その豆ならではの味と香りを楽しむのがお勧めです。
またフレンチプレスはフィルター部分が金属でできているため、ペーパーフィルターでは濾してしまう油分を通し、コーヒーオイルを含んだコクのあるコーヒーを味わうことができます。

フレンチプレスに適した粉


フレンチプレスに適した粉の挽き具合は、粗めの中挽き〜粗挽きです。
一般的に市販されているコーヒーの粉は中細挽きが多いですが、こちらはフレンチプレスには適していませんので注意してください。

フレンチプレスの美味しい淹れ方


1.ガラスポットとマグカップを温める
フレンチプレスのガラスポットとコーヒーを入れるマグカップは、あらかじめお湯で温めておきます。

2.フレンチプレスのガラスポットにコーヒーの粉を入れる
コーヒーの粉の量は1杯分で、約12~13g程度です。

3.お湯を注ぐ
1杯分のお湯の量は160ccです。
お湯を注ぐ際は、全体に馴染ませるように注ぎましょう。

4.蓋をして4分ほど抽出する
金網フィルターを下さない状態(つまみを引き上げている状態)のまま、蓋をして4分ほど抽出します。

5.金網フィルターで濾す
上がっていたつまみを押し下げて、金網フィルターで濾します。
押し下げる際は、3~5秒ほどかけて一定の速度で押し下げましょう。

6.カップに注ぐ
ガラスポットから、温めておいたマグカップに注いで完成です!

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豆を美味しく保存する方法


お気に入りのロースターで焙煎日にまでこだわって購入したコーヒー豆。
鮮度が落ちる前に美味しくいただきたいけど、流石に1日で飲み切るなんて事はできませんよね。

そこで最後に、自宅でコーヒー豆を美味しいまま保存する方法をご紹介します。

1.フリーザーバックで密封し、冷凍庫に入れる
コーヒー豆の劣化の原因は「酸化」する事です。
湿度が高ければ高いほど酸化は進行し、コーヒー豆は劣化していきます。
湿度が低い冷凍庫は最適な保管場所です。
なおかつフリーザーバックで密封する事で空気に触れる量も抑え、酸化を抑制します。
また、フリーザーバックは他の食品からの臭い移りを防ぐ効果もあります。
ただしこの方法で保存した場合、コーヒー豆は使用する前に自然解凍する必要があります。
保存期間の目安は約2週間です。

2.金属製のキャニスターに封入して温度が低い部屋に置いておく
コーヒー専用の紙袋やアルミバックの口は、留め金やセロテープなどでしっかり留めてから金属製のキャニスターに入れます。
その際にキャニスターの中に乾燥剤も一緒に入れて、コーヒー豆を湿気や臭いから守りましょう。
保存期間の目安は4週間ほどです。
ただしこの方法では、季節によって温度や湿度の変化を受けるので注意が必要です。

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光を通さない陶器製の容器は機密性も高く、コーヒー豆の劣化を防ぎます。
日本製というところもポイント高いですよね。


まとめ


「おうちでもカフェのような美味しいコーヒーを」という事で、順を追ってポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

普段は忙しくてインスタントコーヒーで済ませてしまっているという方も、お休みの日にはゆっくり豆を挽いてみてはいかがですか。
美味しいコーヒーには、美味しいサンドイッチをお忘れなく♡

ではでは。

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