映画「ワイルドスピード」に登場するツナサンドは本当に不味いのか?

カルチャー

皆さんは映画はお好きですか?

筆者はまだ字幕も読めないうちから、映画好きの父に連れられて映画館に通っていたおかげで、映画好きに育ちました。

そこで今回は「映画に登場するサンドイッチ」にフォーカスを当ててみたいと思います。
今回取り上げるのは、大人気カーアクション映画「ワイルドスピード」です。


映画「ワイルドスピード」とは


映画「ワイルドスピード」は、ストリートレーシングを題材にした大人気カーアクション映画で、日本のファンには「ワイスピ」と呼ばれています。
シリーズ化されており、スピンオフ作品も含めると現在までに9作品が公開されています。

人気の理由は、ド派手なカーアクションだけではなく、主人公のドミニクとブライアンを中心にしたファミリー(個性豊かな仲間たち)の絆が描かれていることではないでしょうか。

そんな人気映画シリーズの記念すべき第1作目に、問題の「不味いツナサンド」が登場します。


“crappy”なツナサンド


2001年に公開された「ワイルド・スピード (原題:The Fast and The Furious)」の舞台はロサンゼルス。
主人公のブライアン(ポール・ウォーカー)が「TORETTO’S MARKET &CAFE」に向かいます。
そこはロスのストリートレースの王者であるドミニク(ヴィン・ディーゼル)の店です。
実はブライアンにはある思惑があって、この店に通っていたのですが…

店番をしているのは、ドミニクの妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)です。
彼女はブライアンを一瞥して、こう聞きます。

今日もツナサンド?

「どうかな。味はどう?」

「3週間毎日「味は?」って聞いてくるけど、昨日のも不味かったし、一昨日のも不味かったでしょ。それでね、今日のも変わらないわよ。」

「ツナをもらうよ。」

店員自ら「不味い」って言っちゃってます(笑)
実際は “crappy“という言葉を使っているので、ニュアンス的には「クソみたいな」(お下品でごめんなさい)と言っています。
どれだけ不味いツナサンドなんでしょう?


ツナサンドで結ばれた2人


この後、ドミニクの仲間でミアに思いを寄せるヴィンスに喧嘩をふっかけられるブライアンですが、その時彼はこう言っています。

ここのツナが好きなんだ。

ブライアンとミアは後に結ばれ、子供にも恵まれる事は、「ワイスピ」シリーズを全てご覧になった方でしたら、もちろんご存知ですよね。

ツナサンドの話は第1作目の「ワイルドスピード」だけでなく、2015年公開のシリーズ7作目「ワイルド・スピード – スカイミッション(原題:Furious7)」にも登場します。

ブライアンは最後の戦いの前に、ミアに電話をします。
それは最愛の息子を頼むという、まるで遺言のような内容でした。

その時、2人は思い出すのです。
あの不味いサンドイッチ」を…


ツナサンドは本当に不味かったのか?


結局のところ、映画「ワイルドスピード」に登場するツナサンドは不味かったのでしょうか?

答えを知っているのは、世界中で2人だけですよね。

でも愛する人の作ってくれたものなら、たとえ焦げていようと、塩と砂糖を入れ間違えていようと、それが全て思い出となり、美味しさを超えた幸せを与えてくれるはずです。

奇しくも、2人がサンドイッチの思い出話をする「ワイルドスピード SKY MISSION」はブライアンを演じたポール・ウォーカーの遺作となってしまいました。
この作品の撮影終了間際に、プライベートで交通事故に遭い40歳という若さで亡くなってしまったポール・ウォーカーは、今なお世界中の人々から愛されています。


まとめ


今回ご紹介した「ワイスピ」シリーズの最新作「ワイルドスピード/ジェットブレイク(原題:F9)」は、もともと今年の5月22日に全米で公開される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い公開日が翌年に延期されました。

新作が早く見たい!という方も、今まで「ワイスピ」シリーズを見たことがない方も、ぜひこの機会にシリーズ第1作目からチェックしてみて下さい。

Amazon Primevideoでは、現在までに公開されている全ての「ワイスピ」作品が見れますよ!

映画のお供はもちろん、ツナサンドで決まりですね!

ではでは。

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