今回は、映画に登場するサンドイッチにフォーカスを当てるシリーズ第3弾をお送りします!
今回取り上げるのは、初の邦画です。
先ずは簡単にあらすじをご紹介しますね。
あらすじ
高校2年生の橘あきら(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまいます。
偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正己(45)でした。
それをきっかけにあきらは、ファミレスでのバイトを始めます。
バツイチ子持ちで、ずっと年上の近藤に密かな恋心を抱いて……。
サンドイッチとコーヒーに込められた想い
「恋は雨上がりのように」で、主人公のあきらがアルバイト先のまかないで食べているのは、いつもサンドイッチ。
キッチン担当の加瀬は、サンドイッチのプレートにチョコレートでハートを描いたり、フルーツやアイスクリームを添えたりと、あきらにせっせとアピールするも相手にされず…。
一方で店長の近藤は、あきらの気持ちに気づくこともなければ、あきらを一杯のコーヒーで救ったことにも気付いていない…。
意図して行った行為は相手に響かず、全く意識しなかった行為が誰かの心に深く響く。
そういう経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
これはあくまで筆者の意見ですが、見返りを求める好意と、純粋に相手を思いやる気持ちが、サンドイッチとコーヒーという2つのアイテムに込められているのではないでしょうか。
皆さんは、どちらを与えられる人になりたいですか?
サンドイッチ?
それともコーヒー?
作品の詳細
「恋は雨上がりのように」は、2018年5月25日に公開されました。
監督は永井聡氏、主演が小松菜奈さんと大泉洋さんでした。
原作は小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた眉月じゅんさんの同名作品です。
「恋は雨上がりのように コミック 全10巻セット」では、映画では描ききれなかったそれぞれの登場人物のバックグラウンドなどが丁寧に描かれていますので、こちらもオススメです。
またアニメ化もされており、こちらも映画同様人気の高い作品です。
まとめ
今回は、映画に登場するサンドイッチにフォーカスを当てるシリーズ第3弾として「恋は雨上がりのように」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
主人公が女子高生ということで若者向けの作品かと思いきや、これは店長・近藤の世代の方にぜひご覧いただきたい作品です。
さえない中年男を演じる大泉洋さんに、感情移入しまくってしまうこと間違いなしです!
この映画を見れば、上手くいかないことがあったとしても、今は雨宿りをしているだけ、雨が上がったらまた歩き出そう、という前向きな気持ちになれるはずです。
「きっとすぐ止みますよ。」
店長・近藤の一言が、じんわりと心に染みる映画「恋は雨上がりのように」は、Amazon prime ビデオでも配信されていますよ!
ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね♡
ではでは。
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